在校生によるブログ

AMBS Football Tournament 2022

Class of 2023のKNです。マンチェスター大学MBAが主催したフットボール大会(フットサル)について紹介します!私自身はバスケットボール部でしたので特別上手いわけではありませんが、そんな人でも参加して楽しむことができます。

 

マンチェスターといえば、「マンチェスター・ユナイテッド」「マンチェスター・シティ」などでフットボールをイメージされる方も多いのではないでしょうか?イメージに違わず、試合がある日にはサッカー観戦ができるパブは賑わい、街中にはユニフォームを着た人々をよく見かけます(ただし、サッカーに興味がない方ももちろん大勢いますのでご心配なく笑)。

 

そんなマンチェスターにあるマンチェスター大学MBAが主催で2022年3月にフットボール大会「AMBS Football Tournament 2022」が開催されました。英国内のMBAスクール4校(Edinburgh, Glasgow, Warwick, Manchester)で3日間に亘って試合を重ね、夜は毎晩懇親会が開かれました。

 

プレイヤーだけでなく応援のみの参加者もいて、たくさんのMBA生やその家族が集まり、かなり盛り上がった3日間でした。ときに熱くなる瞬間もありましたが、フットボールを楽しみました。優勝はマンチェスター大学Class of 2022。1個上の代ではありましたが、日本人も入っているチームで、なんだか誇らしかったです。私のチームは4戦全敗でしたが笑

 

 

大会前に限らず、2~3週間に1回程度でクラスメイトとフットボールをする機会もあり、授業外での交流も充実しています。フットボールのために集まり(初心者大歓迎!)、練習後は飲むこともなく、すぐに各々帰る。そんなさっぱりとした感じも私は好きです。

 

語学学校@マンチェスター

こんにちは。今回のブログでは、MBAが始まるまでの時間の過ごし方として、現地の「語学学校」に通った内容をご紹介したいと思います。

 

そもそもとして、MBAが始まるまでにどのぐらいの期間、現地で猶予があるかですが、結論としては最大1ヶ月となります。VISA上、イギリスに入国できるのが、 MBAプログラム開始の1ヶ月前からということになりますので、マンチェスターMBAのプログラムが始まる9月中旬から逆算し、8月中旬から入国可能ということになります。(Pre-sessional Coursesを取る方は、その開始日から逆算して1ヶ月前から入国可能です)

 

私の場合は、8月中旬に入国し、4週間を語学学校に通いながらこちらの生活に慣れるという選択をしました。学校が提供するPre-sessional Coursesという選択肢もあったのですが(別のブログで詳細ご紹介しています)、Covidの影響で全面オンラインだったということと、費用が高額であったため、現地の語学学校を探すことにしました。

 

マンチェスターの市内にはたくさんの語学学校がありますが、私が通ったのは、「Essential English Center」という学校で、こちらの内容をご紹介します。選んだ理由としては、10校程度調べて、授業料が他校と比較して安価であったこと、ビジネス英語のプログラムがあったことの2点でした。

 

 

立地 :Gainsborough House, 109 Portland Street, Manchester

中心地に近い(チャイニーズタウン至近)ので、授業の後に、クラスメイトとパブに行ったり、スーパーで買い物をしてから帰宅するということができ、良かったです。

 

コース:一般英語+ビジネス英語

1日に45分の授業が6コマあり、午前中の4コマが一般英語、午後の2コマがビジネス英語という構成でした。一般英語は、テキストブックに習い、読み/書き/聞く/話す/を満遍なくこなしていきます。宿題も少し出ますが、30分程度で終わるものでした。午後のビジネス英語は、マーケティングやファイナンスなど週によってテーマを分け、専門的な単語を習ったり、時事ネタをテーマにディスカッションするという内容でした。ビジネス英語と言っても、実践的なビジネスの場で使うような高度な英語練習をするわけではないので、MBA前の助走という程度で考えてもらった方が良いかと思います。

 

費用 :£1,120(4週間)

 

<内訳>

General+Business English: £260/w * 4weeks = £1,040

Enrolment Fee: £45

Course Book: £35

 

大学のPre-sessional Coursesは4週間で£1,820なので、費用的にはその2/3以下というところでしょうか。Essential English Centerは、他校と比べても1時間あたりの費用は安いと思います。

 

住まい:私の場合は、自分で探しましたが、学校側がホームステイ先(£145/w)で手配してもくれます。

 

その他:ソーシャルアクティビティも週に2-3は学校側が企画してくれていて、授業後にビリヤードに行ったり、パブに行ったり、有料ですがサッカーの試合を見に行くというのもありました。他のクラスの生徒と知り合いになるのに良かったです。

 

感想 :日本では英語を使う環境になかったので、MBAが始まる前に少しでも英語環境に慣れる、マンチェスターの生活に慣れるとう意味では良かったかなと思います。とはいえ、毎日9時〜15時の授業は意外ときつかったので、午前だけとかにするか、3週間だけにするとか、もう少しゆとりがあっても良かったかなーと思っています。それでも、いろいろな国から来た人と、たわいもなくパブに行けたり、ご飯に行けたり、仕事から離れてMBAが始まる前の少しのんびりした時間を過ごすのには良かったと思います。また、語学学校の入校の手続きは非常に簡単で、クラスに空きさえあれば、1週間前でも問い合わせてお金を振り込むことで入校できるので、渡航が急に決まった方などにもおすすめです。

 

住居探し④

住居探しの方法について第4回(最終回)です。今回は女性(単身)でシェアルームのケースを紹介します。

 

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1. 家族構成:一人暮らし (女性)

 

2. 入居までのプロセス

 

 【希望条件】

  • 大学まで徒歩圏
  • 日用品の買い物が便利(スーパーが徒歩5分以内)
  • 家具付き
  • なるべく安価(£650以内)
  • シェアフラットでもいいが、できればシャワー・トイレは個室

 【使用WEBサイト】 

  • 最初はSpareRoom、Rightmove等の空き部屋・ルームシェア探しサイトで一般向け(学生専用ではない)フラットを探していたが、途中から学生専用アパートに方向転換したため、Student.com等のサイトを使用し始める。比較サイトStudent Crowd等をレビュー確認に使用した。

 

 【プロセス】

  • 8月半ばに渡英。Pre-sessional courseを受講中の1か月間は大学寮に滞在できたため、その間に9月以降の住居を探し始める。
  • 最初の1週間はコロナ隔離期間の為、ネットでのリサーチのみ。その後は電話・メールで内覧の予約を行うが、実施の前に他に決まったためキャンセルということが相次ぐ。学生が多いマンチェスターでは、単身向けフラットは特に需要が多く、£750以内だとかなり競争率が高いことに気づき始める。
  • ようやく1件目の内覧にたどり着くが、その物件もその日だけで15名以上が見に来ていると知る。すぐに埋まってしまうことが予見できたため、終了後にその場で不動産会社に電話、契約したい旨を伝える。保証人はいないが、1年分の家賃を一括前払いできることを伝えるが、追加条件として、翌年以降の更新も1年づつ、しかも半年前に全額一括払いという、かなり大家に有利な条件を提示される。イギリスには15 or 18か月の滞在になるため、その条件は飲めないと判断、泣く泣くこの物件は諦めることに。
  • 学生専用アパートに切り替え、大学周辺の物件を調査。しかし、ここでもシャワー・トイレ個室物件(En suite)はほとんどが埋まっており、諦めてその他の条件がいい物件を探すことにする。現在のフラットは、入居申し込みからカギ受け取りまで、全ての手続きがオンラインで完了する。
  • 入居日はレセプションでカギを受け取り、その場で自室、洗濯室、ゴミ捨て場などの場所を口頭で伝えられたのみ。ホテルのチェックインのようでした。

 

3. 居住エリア&雰囲気

  • Oxford St.という大通り沿いなので、夜でも人通りは多く不安は感じない。City center行きバスも便が多く、バス停はすぐそば。
  • キャンパス内と言ってもいいほど大学に近い(Main Libraryまで徒歩10分以内)
  • 一方、学生に人気のバーやStudent Union(中に安いバーやライブハウス?がある)ので、夜中まで騒がしいことも。

 

4. 良し悪し

 

(良い点)

  • 大学に近いため、通学は全く負担にならない。
  • 徒歩5分ほどの距離に24時間使用できる大学の学習スペースAlan Gilbert Learning Commonsもあり、休日や夜間によく使っています。
  • 1階にスーパー (Morrisons / Tesco) があるので便利。
  • 家賃が安い。£144/week (電気・水道・インターネット料金込み) は私費生にはありがたいです。

 

(悪い点)

  • キッチンなどは他学生との共有になるので、合わない人にはつらいはず。また、同居人の価値観・生活リズムにも依るかと。私は中国出身のUoMマスター、インドからの他ビジネススクールの学生(どちらも女性)がフラットメイトですが、特に困ることもなく生活できています。実家からの仕送りのおすそ分けをもらったり、課題やインターン探しではお互い励ましあっています。
  • 近くに学生に人気のバーやStudent Union(安いバーがあり、イベントもある)があるので週末や長期休暇中は夜遅くまで騒がしいことも。
  • レセプションの対応は微妙。そもそも平日9:00-17:00しか対応しておらず、備品故障等の対応も早くはない気が。

 

他の方も書かれていますが、日本とは勝手が違い戸惑うことも多いと思うので、可能であれば早めに動き始めることをオススメします。一方、学生専用アパートは留学生をターゲットにしていることもあり、手続きは非常にシンプルです。ネットだけで手続きは可能でしょうし、期間内であればキャンセル無料のところも多いようなので、検討されている方は日本にいる間に仮押さえしておくのも手かもしれません。

 

しばらく住んでみないと分からないことも多いと思うので、個別に知りたいことがあれば分かる範囲でお答えします。ご連絡ください。

住居探し③

住居探しの方法についての第3回です。今回は夫婦+0歳児でマンションに住むケースを紹介します。

 

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現在の住居:Grove Village内の4階建てフラット(M13 9AB)

 

1. 家族構成:夫婦二人 + 子供(0歳)暮らし

 

2. 入居までのプロセス

 【条件】

  • 大学まで徒歩圏(20分程度)
  • ピカデリー駅へのアクセスが良好(徒歩orバス)
  • 子供がいるため治安の良いエリア(モス・サイドやロング・サイト周辺の若干治安が不安なエリアは回避)
  • 病院が至近
  • 2ベッドルーム
  • 家具付き
  • 駐車場付き
  • 私費のためなるべく安価(£1,000以内)

 【使用WEBサイト】

  • マンチェスター在の各不動産仲介会社のwebsite(当初、SpareRoom、Rightmove、Zooplaでアプローチ(30件以上)するも、あまりにも返信率が低いor遅いため途中で断念し、各不動産会社のwebsiteに切り替え)

 【プロセス】

  • 自分は8月中旬に渡英、妻が9月末に渡英だったため、できれば自分が渡英前の時点で、家族で住める家を決めたかったが、上記の条件に当てはまる物件はそれ程多くなく、かつあまりにも不動産会社の返信率が低いため、渡英前の契約を断念。そのため、まずは渡英前に、自分が1ヶ月だけ住むシェアハウスをRightmoveで契約し、渡英後、妻が来るまでの1ヶ月間の内に家族で住む家を探すこととした。
  • 渡英後は、マンチェスター在の不動産仲介会社のwebsiteにて上記条件に当てはまる物件を探索(意外にも頻繁に更新されるため、常に10社程度は毎日チェック)。見つけた場合には、“電話”で内覧の申し込み。Website内の問い合わせ欄やメールでは、返信されないことや返信されたとしても非常に対応が遅くやりとしている間に埋まってしまってしまうことが多々あったため、途中から電話での問い合わせに切り替え。また、物件情報には、築年数や平米数はもちろん図面がないことも多々あるので、一度内覧することをお勧めする。
  • 電話にて、内覧を申し込み、気に入ればオファーを提示。この時点で仲介会社に個人情報(パスポートや大学のオファーレター等のコピー)を提出するとともに、オーナーからは仲介会社を介して、家賃交渉を迫られる。仲介会社より “人気物件であるため、競合がいるのだが、家賃をどこまで出せるか”との打診を受け、こちらからは、従前提示されていた価格よりも若干高めの額を提示した結果、オーナーにて応諾。(真に人気物件であったかは不明であるものの、他の物件でも同様の流れだったため、オーナー&仲介会社の常套手段と思料)。オーナーの応諾を経て初めて、デポジットの支払いが可能となる。ただし、この時に、オーナーからの条件として、学生でありイギリスで収入があるわけではないため、契約期間(1年)分全額家賃の一括前払いを求められ、応諾。(そのため、財政証明は提出していない)
  • デポジットは、月額家賃の1/4 =1週間分。デポジットを支払うことで、物件をマーケットから下ろすことができる。デポジットはクレジットで支払いをした。
  • その数週間後、1年分(契約期間)の家賃全額をWiseにて支払いをし、契約書の電子サインを経て、鍵の受け取り。電気、水道は既に通っているため、鍵さえ貰えれば居住可能。(電気、水道の手続きは、入居後に行なった。水道会社が決まっているが、電気会社は自分で選ぶことが可能)

 

3. 居住エリア&雰囲気

  • 居住するGrove Villageというエリアは、シティセンターやマンチェスター・ピカデリー駅にバスで出やすい立地(192番線が5分に1本は走っている)ながら、戸建てが立ち並んでいる住宅街であり、静かな環境で過ごしやすい。
  • エリア内には、小型スーパーや薬局、複数の飲食店も立地し、基本的に不便はない。
  • また、周辺エリア一帯が2003年にPFI事業により住宅地開発された地域であるため、エリアマネジメント会社が存在し、道路や児童遊園の清掃や樹木の手入れ、花壇の設置等をしており、地域周辺は比較的綺麗に保たれていると思料。
  • ただし、戸建て住宅が多いため、フラットは少ない。時たま戸建て住宅を複数人で借りて、シェアしているような学生を見かける。
  • 周辺には、小学校や保育園、公園もあるため、子育て環境としても良好と思料。

 

4. 良し悪し

(良い点)

  • 閑静な周辺環境、利便性(店舗等、都心部アクセス)、家の広さ(2ベッドルーム+リビング)を考慮すると、£900/月は十分満足できる家賃であると思料。
  • 駐車料金が家賃に含まれている。
  • 建物の1Fに管理会社が常駐しているため(平日のみ)、用事の際は直接問い合わせが可能。

(悪い点)

  • 学生寮とは違い、公共料金(水道、電気、インターネット)は、別途支払いが必要。(特に、イギリスでは電気代が高騰しており、£100/月程度と高額)
  • コンシェルジュや宅配ボックスがあるわけではないため、宅配物は持ち帰られたり、1Fに放置されたりする。
  • 水道が突然止まったことがあるが、その時の復旧対応が非常に遅い。(周辺住民も水道が停まっていたはずだが、騒ぐ様子もなく、 “文化”の違いなのかもしれない)

初めて、現地で物件探し契約までやった感想としては、日本とは勝手が違いすぎて、相当苦労したという印象です。。。特に、極力コスパの良い物件を探そうとして吟味しようと試みるも、仲介会社のメール対応はとても遅く、電話でやりとりしていかないと人気物件はすぐ取られてしまうので、じっくり比較する間も無いし、物件の情報も少ないし(広さもよくわからない、間取りもわからないなど)という感じで、不便は多かったです。なので、上記のようなスタイルで物件探しをしようとしていらっしゃる方がいましたら、ぜひアドバイスさせていただければと思うので、ご連絡ください!!

住居探し②

住居探しの方法についての第2回です。今回は夫婦二人でマンションに住むケースを紹介します。

 

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1.家族構成:夫婦二人暮らし

 

2.入居までのプロセス

【条件】

 ・大学まで近い

 ・旅行しやすい(駅や空港へのアクセス良好)

 ・スーパーマーケットや飲食店が近い(街の中心地)

 ・家具付き

 ・社費留学のため会社の上限を超えない家賃

 

【使用WEBサイト】

 ・Rightmove(イギリス版SUUMO

 

【プロセス】

 (渡航前) 

 ・AMBS出身の日本人の方に夫婦二人で住むのに適した静かで治安の良い場所を聞く。

  ※DeansgateSalfordの周辺を薦められる

  ※実際に住んでみて感じることとして市中心部に治安が悪いエリアはほとんどない

   (モス・サイドは少し治安が悪いという話を聞いたことがある)

 ・Rightmoveで上記条件を満たす物件を検索。

 ・良いと思った物件については、その物件自体が開設するHPより問い合わせを行った。Rightmove経由で行うとなかなか連絡が来なかったという友人もいる。

 ・会社の発行する財政証明書の提出を求められ、提出後は進み方のテンポが一気に上がった

 ・室内の様子を全て映した動画を送ってくれるため実際に内見をする必要性はそこまで感じなかった。

 ・デポジットを払うまでは他の希望者との競争状態にあるため、気に入った物件があればデポジットを払うまではスピーディーに行うと良い。逆にデポジット支払い後は余裕がある。

 ・支払いはクレジットカード払いができずに口座振込(=海外送金)となる。

  Wiseという仕組みを使うと手数料が非常に安く抑えられる。

Wiseが指定する三菱UFJ銀行恵比寿支店の口座に振り込みを行うとすぐに海外送金がなされる(土日祝を除く)。

 ・デポジット支払いまで渡航前に完了させた。

 

(渡航後)※隔離期間があったため入居予定日の約10日前に渡航

 ・入居直前に行ったこととしては、契約書への電子サイン、入居日前日までに保証金+1カ月分の家賃を支払い。

 ・入居日は簡単な説明を受けて鍵を受け取るのみ。

 ・電気・水道・インターネットに関する手続きは事前に行っていたため入居日よりスムーズに生活を開始できた。

  ※おそらく手続きを行っていなくても電気・水道は使用可能で、入居後にサービス申し込みを行っても問題ない

 

3.居住エリア&雰囲気

 ・Deansgate駅から徒歩3分程度のDeansgate Squareという高層ビルが立ち並ぶエリアのマンションに居住。

  ※参考:Deansgate Square

 ・若い世代が多いが静かな環境。子供を見かけることは少ない。犬は多い。

 

4.良し悪し

(良い点)

 ・とにかく生活をするのに便利。様々なものへのアクセス環境が抜群。

 ・Deansgateエリアは街の中心部に位置していて様々な交通手段の利用が可能。

  トラムはほぼ全ての路線が止まり、バス停、鉄道駅もある。

  例:市内中心部まで徒歩10

    マンチェスター大学まで徒歩15

    マンチェスター・ピカデリー駅(東京駅的な位置づけ)まで徒歩15

 ・様々な飲食店・文化施設が徒歩圏内にある。

  例:レストラン、パブ、ミニシアター、ミュージカルホール、図書館 などなど

 ・日用品の購入にも困らない。スーパーマーケットやアジアスーパーも徒歩圏内。

 ・1年単位の契約であるが、2年目以降は月単位で継続できる(と聞いている)。

 ・街の中心部にある割には静か。

 ・24時間コンシェルジュがロビーにいるため荷物受取で困ることがない。

 ・個室勉強&仕事スペース、屋上庭園、体育館、プール、ジム、サウナあり(全て家賃に含まれている)。

  マンション外に出なくても一日過ごすことができる。

 

(悪い点)

 ・小さなお子様がいる家庭には少々不便な可能性がある。

  静かで治安は良いが、車を日常的に使いたい方には向いていない(Deansgate界隈は駐車場付きの家が少ない印象)。

  マンションにも駐車場はあるが3~4万円/月で、現在は空きがない状況。

 ・広い公園が近くにない。

 ・ベランダがない(イギリスでは洗濯物を外に干さず、家には乾燥機がついていて不便はないが、

  ある程度の期間を住むと、ベランダのある家が羨ましくなる(私見))。

  ・家賃が高い(£1,700~1,800/月)ため私費留学の場合は手が出しづらい。

  居住者の中には学生同士で借りてシェアしているケースも見受けられる。

  

社費で単身or夫婦二人であれば絶対にお薦めです!!

Brathay Residential Briefing Session

Class of 2023のI.H.です。

今回は、入学後最初のイベント、2泊3日のBrathay Briefing Sessionについてお伝えします。

 

Brathayとは、イギリス湖水地方を拠点としたチャリティ団体で、企業や学校にアウトドア活動を通じた人材育成・リーダーシッププログラムを提供しています。AMBSでは1980年代から活用が始まったようです。

 

内容

2セクションで分かれて日程が組まれており、到着後さらに10名ほどのグループに振り分けられます。各グループに1名ずつBrathayのコーチがついてくれて、様々なアクティビティに調整し、Reflective sessionで各自の感想を共有するという流れです。

 

私のグループの流れを紹介します。ちなみにIntroduction(入学式&オリエンテーション)が9/13-14で、その翌日に出発です。ほぼ初対面のクラスメイト達との旅行に、出発前は緊張していました。

 

1日目

・15時ごろにバスで出発、17時ごろに到着。

・グループに分かれて自己紹介、コーチからプログラムの目的や内容について説明

・夕食&フリータイム

・簡単なグループワーク

・施設内のBarで交流会(という名目の飲み会)

 

2日目

・ボートでスタンプラリー

・昼食

・アスレチックチャレンジ

・グループワーク

・夕食

・暗闇でのトレジャーハント

・交流会@Bar

 

3日目

・近くの山へトレッキング

・昼食

・全グループ共通での複合課題プロジェクト&発表会 (制限時間内に様々なお題を達成し、獲得ポイントを競う)

・バスで帰宅

 

宿泊施設

一般向けの宿泊施設としても使われており、私が割り当てられたのはホテルのようなきれいな部屋でした。ただし男性たちの一部は合宿所のようだと言っていたので、運もあるようです… 昨年はコロナ対策として1人1部屋となっていたので、同室のクラスメイトと夜更かしして語り合う、みたいなことができなかったのは少し残念でした。

 

所感

先にお伝えした通り、朝から夜までしっかりとアクティビティが詰まった、充実した内容になっていました。各アクティビティで参加者の性格やチームワークが試される仕掛けがされており、終わった後には毎回Reflective sessionを行います。「時間制限に焦って状況を把握しないまま動いてしまった」「あの発言のおかげで全員の考えがうまく整理された」等の意見を共有し、お互いの良かった点・改善点を振り返ることを繰り返します。私自身は「全体をよく見て鋭い意見を出すが、発言までに時間がかかる。有益な情報は早く共有した方がチームの為になる」とのフィードバックを何度も受け、その後のMBA生活での課題が一つクリアになった気がしています。

 

どのアクティビティも参加を強制されることは決してなく、本人の自主性に任せられています。チャレンジする場合には、想像のもう1歩先にトライしてみよう、周りはそれを応援しようという良い雰囲気の中で初めてのアクティビティも楽しむことができました。この心構えは今後も大切にしたいと思ったことの一つです。

 

  アスレチックチャレンジの様子

 

どのアクティビティでも、ベンチマークを聞いたり、他グループとの競争と知らされた途端に全員のギアが切り替わる瞬間が何度もあり、MBA生の負けず嫌い性質を垣間見た気がします。お互いの性格にじっくり向き合ったおかげなのか、たった3日足らずでしたがBrathayで一緒だったメンバーには今でも特に仲がいい人が多いです。そういった意味でもMBA生活のスタートとして有意義なイベントだったのではと考えています。

 

住居探し①

Class of 2023の住居探しの方法について4回に分けてご紹介します!

カリキュラムと同じくらい住環境は気になる点かと思います。

今回は女性・単身で学生寮を選択した同級生のケースです。

 

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現在の住居:VITA circle square (8 Nobel Wy., Manchester M1 7FA)

 

・家族構成:単身。女性一人暮らし。

・入居までのプロセス:

外せない条件は、大学・スーパーの近さと、個室が確保できる点。

合格後に大学より送付された"Accomodation information"を読み、大学から徒歩10分圏内にある住居をピックアップ。

3件迄候補を絞り、ウェブサイトで各住居の契約内容や口コミを調べた他、卒業生への周辺情報の聞き取り、Google mapのstreet viewでの通学路の確認を行う。

その結果、大学とシティセンタの丁度真ん中に位置しているVITA circle squareが一番好条件だと考えるに至る。

その後気になる点を直接VITA circle squareに問い合わせ、What's App上でのやりとりの後、予約金・入居費の振り込みを渡航前に済ませる。

 

入国当時(21年8月)は10日間の隔離が義務付けられていたため、Manchester Piccadily駅周辺のホテルにて隔離後、現在の住居に入居した。

VITAのスタッフは世界中から学生を迎え入れているので、英語が出来ない学生や不安を抱えている学生の扱いに慣れている様子。入居初日は歓迎してくれ、説明も非常に丁寧だったことを覚えている。

 

・使用Webサイト:

VITA circle squareの公式サイトやYoutube、Google mapsの口コミ、その他サイトのVITA circle squareに関する口コミ

 

・大家とのやりとり:

現在の住居は、欧州で不動産事業を展開するVITA Groupによって管理されている。ManchesterにはVITA students(VITA circle square, VITA first street)とVITA livingがある。それぞれ様々なタイプの部屋があるので、公式サイト上で、予算に合わせた希望の部屋を探せる。

 

私の場合、各部屋の間取り・向きを図面(*)で確認し、予め希望の部屋に目星を付けた上で、部屋の空き状況を問い合わせた。その後、Whats Appでのやりとりが始まり、ウェブ上では公開されていない部屋も空いていることが判明。部屋の動画を送ってもらい、気になる点について質問を重ねた。

 

入金までのスケジュールはタイトだった。部屋探しの時期としては遅くないはずだが、当時とても急かされた記憶がある。

6月9日 VITA studentとのWhat's Appでのやりとりが始まる

6月12日 予約金(2週間分の入居費)を支払う

8月1日 一年間の入居費全額を振り込む

 

*図面は下記から確認できる。非常に探しづらいため、VITA circle square以外の図面を探す場合、VITAに直接確認されることをお勧めする。

https://assets.vitastudent.com/floorplans.pdf/VS-Vita-Student-Master-Floorplans-2021_Manchester-Circle-Square-B9.pdf?_ga=2.151467327.727059196.1650743946-2112866736.1641877618

 

 

・居住エリア、雰囲気:

Manchester Oxford Road駅まで徒歩3分。Manchester Piccadilly駅まで徒歩8分。大学まで徒歩10分。

ミュージカル劇場まで徒歩3分。

近くにスーパーが2件(Oseyo, Tesco express)・コンビニが2件(SPAR)、郵便局、フランチャイズのカフェやファストフード、レストランがある。

 

・良し悪し

良し:

 ✓家具の購入・光熱費やWifi等手続が一切不要。個人部屋や共有スペースで不具合が起きた場合、入居者用アプリを通して対応してくれる。

 ✓二週間に一度クリーニングサービスが入るため、意識的に部屋を綺麗に保てる。

 ✓コミュニティスペースが充実しており、無料の紅茶・コーヒーマシンが完備されているため、カフェや学校に行かずとも勉強に打ち込める環境が整っている。

 ✓平日は簡単な朝ご飯(パン、果物、ヨーグルト、飲み物)が提供される。一人暮らしだとどうしても食事の準備が面倒になってしまう時があるので、毎日決まった時間に朝ご飯を受け取れるのはとても良かったと思う。

 ✓VITA student入居者向けにイベント(ジムでのワークアウト、ヨガ、料理、フラワーアレンジメント等)がある。

悪し:

 ✓原則一年間の契約であり、解約は基本的に出来ない。口コミサイト上では"2020年3月のパンデミック発生により留学を途中で断念せざるを得ない状況であっても一切返金されなかった"とのコメントが見受けられた。確かに任意でVITAのサイトから購入できる商品やコインランドリーは一般より非常に高額である。

 ✓学生寮であること、Oxford road沿いに面していることから、金曜の夜は騒音がする。モラルに欠ける学生が各階にある共有キッチンを利用していた場合、夜中にも音が漏れていることがある。VITA運営側は入居者用アプリを通して厳重注意をしている様子。

 ✓家賃に対して狭く収納スペースもほとんどない。

 

 

 

Pre-sessional Courses

こんにちは。Class of 2023のA.O.です。

 

本記事ではMBA本プログラム開始前のPre-sessional coursesについてお伝えします。

Pre-sessional coursesはあくまで英語力強化及びマンチェスター大学での学習・生活準備のため、大学のLanguage Centreが提供するコースです。そのため取り扱うトピックは経営学以外も含まれ多岐に渡ります。

 

Pre-sessional coursesについて

1. プログラム概略

2. 申し込み迄の流れ

3. プログラム詳細

4. 所感

 

1. プログラム概略

 

私が受講した2021年度は、10・6・4週間コースから、各人の語学要件・費用・開催時期・場所に応じて選択することが出来ました。短期間のコースとなる程、IELTSやTOEFL等求められる語学要件が厳しくなります。

 

2022年度も同様に3コースが開講される予定です。2022年は原則対面方式での開催となり、10週間コースのみオンライン開催が予定されています。

※詳細については下記ウェブサイトからご確認下さい。

https://www.languagecentre.manchester.ac.uk/study-english/our-courses/presessional-english/

 

2. 申し込み迄の流れ

MBA本プログラムへの合格後、メールでPre-sessional coursesに関する案内を受け取り、その案内に従ってオンライン上で申し込み手続きを行いました。その後、Language Centreより連絡を受け取り費用を振り込みました。手続き・振込み完了後、無事オファーレターが発行されました。尚、Pre-sessional course開始前に取り組む課題は特にありませんでした。

 

Pre-sessional coursesを運営するLanguage CentreとAlliance Manchester Business Schoolは異なる組織であるため、私が申し込んだ際は行き違いがあり手続き完了に手間取りました。Pre-sessional courseに合わせて渡航する場合、ビザ発効のためにもオファーレターは早く入手出来るに越したことはありません。万が一、振り込み期限直前になっても連絡が無い場合、自ら双方にメールで問い合わせることをお勧めします。

 

3. プログラム詳細

私は4週間コースを受講しました。当時(2021年8月16日~9月10日)はコロナウイルスの影響で、残念ながらマンチェスター大学で受講することはできず、全てオンライン上での開催となりました。

授業は各グループのチューターを中心となるものの、講義形式ではなく全員の発言を基に進められます。私が振り分けられたグループは下記の様な構成でした。

 

・全体の人数:13人

・国籍内訳:日本人3人、日本人以外の東アジア系6人、東南アジア系3人、中東アジア系1人

・その内Alliance Manchester Business Schoolへ進学した者:6人

 

月~木曜日は、午前中全体授業、午後グループワークを行いました。金曜日はチューターと生徒が1対1で各人20分程度面談するという内容でした。

毎週木曜日に各個人またはチームでの発表が設定されていたため、毎週それに向けて授業内外で準備を進めていくという流れが自然とできていました。

下記は2021年4週間コースのスケジュールです。2022年度以降は変更となる可能性がありますので、あくまでも御参考程度に留めご覧下さい。

 

 

4. 所感

MBA本プログラム開始直後は非常に密なスケジュールが組まれているため、開始前に、少しでもマンチェスターでの生活に慣れておくことが賢明かと思います。その点、このPre-sessional coursesでは、マンチェスター大学で使用するITシステム・Student Union・Wellbeingに関するサポート体制についても確認できました。時間的にも精神的にも余裕のある状態で、学生生活のベースを作れたことはとても大きかった様に思います。

また、学生同士グループワークができる機会を得られた点も良かったです。渡航前に1:1での英会話は受講していましたが、複数人での会話はほとんど経験がありませんでした。MBA本プログラムではグループワークの他、ほぼ全ての授業で生徒同士の意見交換が求められます。少しでも複数人での会話に慣れておくことをお勧めします。

 

ただし、MBA以外の学生も受講していますので、必ずしもMBAへの進学者と事前に知り合える訳ではない点はご留意下さい。個人的な感想としては、MBA以外の友達と知り合えたことは逆に良かったなと感じています。語学面での苦労を共感し合える他、MBA以外にもコミュニティが存在することを認識するだけでも心の支えとなります。頻繁に集まることはできませんが、仲良くなった友達とはLiverpoolに日帰り旅行したり、一緒にタピオカを飲みに行って愚痴を言い合ったりしました。

 

一方で費用は決して安いものでなく、英語力強化という点から考えると正直なところ改善の余地があると思われます。私が受講したコースは各個人の自律性に任せるところが大きく、もう少しグループワークの時間を確保してほしかったです。一方で6週間コースを受講した他の学生は非常に充実したプログラムであったとの感想でしたので、チューターの進め方によるところも大きいのではないかと思います。

 

 

 

MBA1年目(学習面)

こんにちは、Class of 2022Y.M.です。

 

MBAの勉強ってすごく大変と聞いたけど、実際どうなんだろう。。と思っている受験生の方の参考になればと思い、Manchester MBA1年目の様子について学習面を中心にお伝えしたいと思います。

 

*前提として、COVID-19の影響によりClass of 202212月入学となり、(通常は9月入学)例年3 termで行っていた授業とプロジェクトを2 termに凝縮されて行われたため、例年とは異なるスケジュールとなっています。

 

【全体概要】

MBA1年目はDiploma stageと言われ、Manchester MBAでは6つのコア科目と2つのConsultancy project、1つのM&A projectを行います。

 

【平日日中】

コア科目の講義やクラスディスカッション、Consultancy projectのグループワーク、クライアントミーティング、課題準備等でほぼ朝から夕方までスケジュールが埋まっています。

 

コア科目では、それぞれの科目において、約1.5時間の講義ののちに、1時間のクラスディスカッションがそれぞれ1週間に1度〜2度あります。また、ほぼ全ての科目において、グループ課題と個人課題があり、グループ課題準備のためのグループワークを行います。

 

Consultancy projectでは、クライアントとの定例ミーティングやスーパーバイザーとの定例ミーティング、プロジェクト推進のグループミーティング等多くのミーティングを行う必要があり、ほぼ毎日1時間程度、課題提出前などはほぼ1日中プロジェクトメンバーとミーティングをすることもありました。

 

【平日夜】

日中は講義やグループワーク、ミーティングで時間が埋まってしまっているため、夜にコア科目の事前課題や課題図書の読み込み、事前課題・復習を行う必要がありました。また、Consultancy projectの課題資料作成や、コア科目のグループ課題、個人課題も進めていきます。

有志による勉強会が開かれることもあり、特にアカウント・ファイナンスのテスト前になると、数人で集まって(今年はオンラインでしたが)勉強を行いました。また、インターンのカバーレター作成・面接準備やケースコンペ練習なども時間を作って行いました。

 

【休日】

平日中に完成させることのできなかったConsultancy projectの資料作成を行います。また、テストや課題提出が近づいてくると、ほぼ1日中テスト勉強やレポート作成を行っていました。また、私はCompetitionにも参加していたため、提出資料の作成やグループミーティングを土日に集中して行っていました。

 

【総括】

Manchester MBAの授業構成はかなり変則的なため、自分で授業やクラスディスカッションの時間割をしっかりと把握し、空いた時間でグループワークや予習・復習、インターンの面接準備やケースコンペ練習等を行う必要があり、かなり気力と体力を要しました。ざっと振り返ってみると、よくこれだけのことをこなせたな、とも思いますが、同じく忙しいクラスメートと励まし合い、時には愚痴を言い合い、語らいながらなんとか終えることができたと感じています。

 

COVID-19の影響でオンラインでの授業スタートということもあり、特にグループワークの多いManchester MBAでは大変なこともたくさんありましたが、忙しいながらも最も充実した期間であったと思います。

 

 

 


MBA stage

【MBA stage】

こんにちは、Class of 2022K.C.です。

 

コア科目についてはY.M.のレポート通りですが、ここではMBA stageについて、特に夏~クリスマスまでのTerm 3及びTerm 4についてお伝えしたいと思います。

* Manchester MBAの集大成となるInternational Business Consultancy Project11月からの始動(本格的な開始は1月)となりますのでここでは言及しません。

 

Diploma stageに該当するコア科目に対して、コア科目以降卒業までのカリキュラムはMBA stageになります。(コア科目の単位を全て取得してDiploma stageを修了しないと、当然ですがMBA stageには進めません)

 

夏~クリスマスまでの期間は1.Elective、2.Internship、3.International Exchange、4.International Study Tour、5.Personal Projectの中から自分の興味や将来に応じて指定された単位を取得することになります。

 

多くの学生がInternshipを希望しますが、その場合には前年秋頃から始動し始めます。Internship先から卒業後の正式オファーを提示される場合も多く、皆真剣に探しています。

 

International Study Tourは当校のグローバル拠点の中からドバイまたは上海に行き、授業を受けたり現地企業を訪問したりします。今年はコロナの影響から上海ツアーはキャンセルになりましたが、ドバイツアーは無事に開催されました。

 

International Exchangeは世界中の提携校のプログラムを現地で受講できるもので、期間も3~4か月と長く設定されています。コロナの影響からいくつかの提携校がキャンセルまたはオンラインになったようですが、昨年全ての交換留学がキャンセルになったのに比べていくらか状況は改善しているようです。

 

個人的には全てElectiveを登録したので、どのように授業が進んでいったのかについて報告したいと思います。

*個別コース内容についてはCore Curriculumをご参照ください。

 

Lecture

基本的にはワークショップまでの期間はビデオ受講及びオンラインレクチャーで学習します。コースによりますが、1週間に1~2トピックを学習していくイメージで、あらかじめ用意されたスライド及び教授による解説レコーディング、コアリーディングに指定された教材を読み込みます。中には各トピックの最後の理解度確認のためのクイズが用意されているコースもあります。また、質問があればDiscussion Boardに書き込めるようになっており、教授やその他受講生がDiscussionに参加できます。

 

フォローアップとしてライブのオンラインレクチャーもスケジュールされており、その日までの進捗に合わせた授業が行われます。

 

この期間はある程度自己裁量で学習日や時間を決定できるため、比較的ゆったりしています。

 

Workshop

各コース35日のワークショップがあります。コア科目とは異なりグループワークはこの期間に集中して行い最終日にプレゼンをするので、短期集中型となります(コースによっては12週間前からグループワークを行いある程度の準備が必要なものもあります)。基本的にはワークショップ最終日のプレゼンに対して教授及びその他グループからフィードバックがもらえるので、それを元にプレゼンをアップデートし1週間後に最終提出する流れです。

 

ワークショップは朝から夕方までびっしりと授業やグループワークが組み込まれており、更に夕方以降は追加のグループワークがあるためかなりのハードワークになります。

ワークショップの内容やグループ課題は教授によって多種多様で、例えばBig Data Analyticsではケーススタディ+SASを使ったデータマイニング実践、FinTech, Digital Banking and Block-chainではグループ課題としてアプリを使ったビジネスモデルを考え、実際にアプリの作成を行いました。コア科目では体験できなかったより実践的な内容を学ぶことができました。

 

また、Electiveにはフルタイムの学生だけでなくグローバルMBA生も参加するので、新たな人との出会いや刺激をもらえる非常に良い機会です。

個人的な印象としては、グローバルMBA生は積極的に発言し授業に貢献しているように見えました。

 

【総括】

コア科目期間は毎日朝から晩まで忙しく、「MBAって本当に寝られないんだなー」と実感したのですが、Term 3及びTerm 4の期間は比較的自分自身でスケジュール管理ができました。コア科目ではなかなか手が回らなかったですが、Electiveではコアリーディングだけではなくサブリーディングまで読む時間もありました。個人の興味に応じた専門分野を履修できることやグローバルMBA生との交流なども含めて、非常に有意義な期間だったと思います。


個人ブログ(リンク)

英国MBA (TT in Class of 2014)

 

Roads in Manchester (KSK in Class of 2014)

 

マンチェスターMBA 留学記 (SS in Class of 2013)